プロ仕様のアパレル・パターンCADソフト「パタパタモードくん」を個人向けに開発した、「パタパタモードくんパーソナル」。パスワードを入力した日から、ご購入期間分、ご使用いただけます。低料金ながら、趣味でソーイングをされている方や、初めてアパレルCAD を使うプロのパタンナーの方にも、充分満足していただけるパターンメーキング&縫代付けの機能が揃っています。
F・つくりえーたーで購入したパターンの修正はもちろん、原型からのパターン作成や、ご自身で作成されたパターンをデジカメやスキャナーで入力することもできます。パターンをファイルとして保存しておけば、いつでも必要なときに、寸法変更やディティールデザインの変更などがカンタンにでき、大変便利です。ぜひ、一度お試しください。
デジカメで撮影したパターンのゆがみや寸法などを補正する機能が標準装備。他のCAD で作成したパターンも、DXF 変換で取り込みができます。もちろん、いちからの製図にも対応できる豊富な機能がそろっています。
オプションとして、マーキング機能を付けることもできます。
「パタパタモードくん パーソナル」で制限されている機能の代替操作方法
「パタパタモードくんパーソナル」は、通常の「パタパタモードくん」に加えて2台目以降のパソコンにインストールして補完的に利用される場合や、趣味で洋裁を楽しむ個人の方などにご利用いただけるよう、よりリーズナブルな使用料金でご提供している機能限定版です。
しかし、制限されている機能も、使用できるいくつかの機能を組み合わせることで、パターン作成と縫い代付けができるように開発されています。代替機能や組み合わせ方法を随時更新して行きますので、ぜひ、以下をご覧になって、「パタパタモードくんパーソナル」をご活用ください。
分類 | 機能分類1 | 機能分類2 | ||||
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検索 | 既存のファイルを検索する | 共通 | ▶Windowsのファイル検索を利用する | |||
縫製仕様書 | エクセルを起動し、縫製仕様書のフォーマットを開く | エクスポート | ▶エクセルで縫製仕様書を作成する | |||
指定領域拡大 | エリア指定した範囲を拡大表示する | 表示 | ▶リアルタイムズームを使う | |||
画面移動 | 指定した点が中心になるように画面を移動させる | ▶リアルタイムパンを使う | ||||
倍率指定 | 指定した倍率で表示する | ▶リアルタイムズームを使う | ||||
++ | 一定の倍率で拡大してゆく | ▶リアルタイムズームを使う | ||||
-- | 一定の倍率で縮小してゆく | ▶リアルタイムズームを使う | ||||
参照点消去 | 画面上の参照点をすべて削除する | ▶削除で参照点を選択して実行する | ||||
ワサ展開 | ワサ指定した際、展開後の形状をプレビューで表示する | ▶「コピー」「ミラー」「移動」機能を組み合わせてワサを展開する | ||||
指定距離点追加 | 線上の指定した点からの距離を入力し、構成点を作成する | パターンメーキング | 作図 | 点 | ▶「円」「交点追加」機能を組み合わせて線上に点を追加する ▶「線分割」「一本化」機能を組み合わせて線上に点を追加する |
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長さ線 | 長さを指定して直線を作成する | 線 | ▶「四角形」機能で四角形を描き、不要な線を消す ▶「直線」「線分割」または「延長」機能を組み合わせて線を作成する |
Windowsに標準で備わっている「プログラムとファイルの検索」を使ってファイルを検索し、該当するファイルをダブルクリックすると開きます。
縫製仕様書 ▶エクセルで縫製仕様書を作成する
パタパタモードくんからファイル名や寸法などのデータを渡すことはできませんが、エクセルを使用して縫製仕様書を作成するためのフォーマットファイルは使用できます。ファイルは、パタパタモードくんパーソナルをインストールすると作成される、下記のフォルダに格納されています。エクセルを使って適宜編集してご利用ください。
Cドライブ(パソコンによりDドライブなど異なる場合もあります)の中の→JCSystemsフォルダの中の→PPmode_Personalフォルダの中の→Userフォルダの中の→Specフォルダの中に、「縫製仕様書」「縫製指図書」という2つのファイルが入っています。
指定領域拡大・倍率指定・++・-- ▶リアルタイムズームを使う
マウスのスクロールを上に回すと縮小、下に回すと拡大します。スクロールが付いていない場合は、キーボードの「Ctrl」を押しながらマウスの右ボタンで上にドラッグすると縮小、下にドラッグすると拡大します。この機能は割り込みができますので、他の機能を使っている途中に画面の大きさを変えることができます。
画面移動 ▶リアルタイムパンを使う
キーボードの「Shift」を押しながらマウスの右ボタンでドラッグすると任意の位置に移動できます。この機能は割り込みができますので、他の機能を使っている途中に画面の位置を変えることができます。
参照点消去 ▶削除で参照点を選択して実行する
削除したい点や線を範囲選択し、右クリックで「OK」をクリックすると削除できます。線の上に載っている参照点のみを削除したい場合は、点と線を範囲選択し、右クリックで「除外」をクリックしてから、線を範囲選択し、右クリックで「OK」をクリックします。
ワサ展開 ▶「コピー」「ミラー」「移動」機能を組み合わせてワサを展開する
1.「コピー」機能で、ワサ展開したい線や点、文字などを全てコピーします。
2.「ミラー」機能でワサの中心となる線を軸にして反転させます。
3.「移動」機能で、コピー元の線に反転させた線などを移動させます。
指定距離点追加 ▶「円」「交点追加」機能を組み合わせて線上に点を追加する
1.「円」機能で、点を追加したい線の端点か、任意の点を中心に半径を指定して円を描きます。
2.「交点追加」機能で点を追加したい線、円の順にクリックして交点を追加します。
3.「削除」機能で、円を削除します。
指定距離点追加 ▶「線分割」「一本化」機能を組み合わせて線上に点を追加する
1.「線分割」機能で、点を追加したい線の端点付近をクリックしてから、端点からの指定距離を入力して線を分割します。
2.「一本化」機能で分割された2本の線を順にクリックして線をつなぎます。
3.つないだ位置に点ができます。「距離計測」機能を使えば、2点間の距離を計測することができます。
1.「四角形」機能で、引きたい長さをミリ単位で入力して四角を描きます。
2.「削除」機能で不要な線を選択して削除します。
長さ線 ▶「直線」「線分割」または「延長」機能を組み合わせて線を作成する
1.「直線」機能で、適当な長さの線を描きます。Ctrlキーを押すと、45度ごとの直線が描けます。
2.「長さ計測」機能で直線をクリックして長さを測ります。
3.もし、引きたい線より直線が長ければ、「線分割」機能で、端点からの指定距離を入力して線を分割します。不要な線は「削除」機能で削除します。
4.もし、引きたい線より直線が短ければ、「延長」機能で、足りない距離分を延長します。